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101月 2025

プライマリ・ケア連合学会@浜松2024参加報告

6月8日・9日に浜松で開催された第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加しました。
私は、シンポジウム21「「助けて」が言えない:みえない援助希求に対しプライマリ・ケアの現場で
援助者は何ができるのか?」に登壇しました。私は「プライマリ・ケアの場で「声なき声」を聴く―ダ
イアローグの実践より」という演題で講演。その他のシンポジストは精神科医の松本俊彦先生、小児
科医・当事者研究の熊谷晋一郎先生、小児科医の山口有紗先生でした。
また、オンデマンドシンポジウム27「人文学がもたらすプライマリ・ケアの深みと広がり」にも登壇し
ました。私は導入で「プライマリ・ケアに、なぜ人文学か?」という話をし、ハンナ・アレントの「
全体主義の虚構を防ぐためには「事実の真理」が重要であり、それを守るために人文学の役割が重要
となる」という考えを紹介しました。その他、哲学プラクティショナーの松川えりさん、宗教学者の
井川裕覚さん、哲学者の高橋在也さんにも話を聞き、総合診療医の横田雄也さんとの共同司会で、豊か
なディスカッションをしました。(孫大輔)

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