Preloader
 

大学院生募集

Home / 大学院生募集

地域医療学講座はプライマリ・ケア研究で学位を取りたい大学院生を募集しています

鳥取大学医学部地域医療学講座は、Community-based Family Medicineを実践する講座です。地域に根ざしたプライマリ・ケア研究を実践して、臨床実践に活かしたい人、学術的にプライマリ・ケアを深めたいという意欲のある大学院生を募集しています。対面・オンラインでの研究ミーティング、論文抄読会、毎月の研究カンファランス、個別の研究メンタリングなどの指導体制が整っています。興味ある方は気軽にご相談ください。私たちと一緒に学びたい仲間をお待ちしています!

 

指導教員

谷口晋一教授(全体統括)
浜田紀宏准教授(量的研究・ヘルスサービスリサーチなど)
孫大輔(質的研究・混合研究・アクションリサーチなど)
(その他の外部講師も適宜、連携・協力します)

研究テーマの例

・家庭医が認知症を合併した糖尿病患者をみる経験に関する質的研究
・国保データベース(KDB)を用いた慢性疾患の要因分析
・在宅看取り時の家庭医の感情的経験に関する質的研究
・その他、混合研究や教育研究など希望に合わせてテーマを設定できます

修了生の論文

Park D, Hamada T, Nakai T, Ohtsuka Y, Yoshida T, Wakunami Y, Lee Y, Kamimoto M, Inoue K, Taniguchi SI. Influence of a community-based approach to improve risk factors of lifestyle diseases by Japanese public health nurses: ‘A case-control study’. Australian Journal of General Practice. 48(10): 713-721, 2019.

https://www1.racgp.org.au/ajgp/2019/october/risk-factors-of-lifestyle-diseases-by-japanese-pub

在籍生の声

●「へき地医療機関で臨床医をしながら、社会人大学院生として勉強をさせていただいております。地域で気づきを得たリサーチクエスチョンに対して、質的研究・量的研究のどちらの側面でも研究・論文化をする指導体制があります。地域で働く社会人大学院生としての強みを生かせる環境だと感じています」

●「主にオンラインでのメンターとのミーティング、論文抄読会、リサーチミーティングなどのサポート体制のおかげで、へき地で臨床・卒前卒後教育を行いながら研究活動を続けられています。またへき地の臨床現場で得られる臨床疑問の多くはプライマリ・ケアや総合診療領域の研究と関連しているため、ここでの研究を通して臨床力の向上を実感できるのも魅力的です」

●「『臨床で忙しい中、大学院で研究出来るの?』なんて思われる方もおられるかもしれませんが、鳥取大学医学部地域医療学講座では、臨床をしながらスムーズに研究を進められるような教育体制が整っています。臨床研究の実践をしていく中で、理論的な部分も読書会や研究のブラッシュアップの中で自然に学んでいける仕組みです。私も大学院2年生ですが、自身の興味のある研究を見つけ、それに取り組むことができています。興味ある方は是非一緒に学びましょう!」

博士課程で目指すコンピテンシー
●プライマリ・ケア研究を行う学術的知識と遂行能力
●プライマリ・ケアの研究を実践し、国際雑誌に掲載される原著論文を執筆する能力

 

4年間のマイルストーン

1年生

●研究テーマ(リサーチクエスチョン)の設定と洗練
●総合診療/家庭医療学、プライマリ・ケア研究に関する広範な基礎的知識の習得
●研究カンファランスでの研究計画報告(年3回程度)

2年生

●研究計画の倫理審査提出、研究データの収集・分析開始
●総合診療/家庭医療学、プライマリ・ケア研究に関する広範な知識の習得
●基礎的な研究methodologyの学習と習得(統計分析、質的研究、混合研究)
●研究カンファランスでの研究計画報告(年3回程度)

3年生

●1つ目の研究の論文執筆と投稿(年度末までにアクセプトを目指す)
●2つ目の研究計画・倫理審査提出、データ収集開始
●学術集会での研究発表
●研究カンファランスでの研究計画報告(年3回程度)

4年生

●2つ目の研究の分析と論文執筆
●博士論文の執筆(年度半ばまでに初稿執筆を終える)
●学術集会での研究発表
●研究カンファランスでの研究計画報告(年3回程度)