「ことうら☆健康フェスタ」登壇報告
11月14日に琴浦町で「ことうら☆健康フェスタ!〜地域共生社会を目指して〜」が開催され、筆者(孫講師)が登壇いたしました。本企画は、琴浦町が町民向けに毎年開催している健康啓発目的のイベントで、講演とシンポジウム、理学療法士による健康体操、町民による食品販売などが組み合わされた総合的なものです。
筆者は「地域共生社会を目指して〜地域のウェルビーイングをつくり合う〜」と題した講演を行い、専門家と住民が支え合いながら地域課題の解決を目指す地域共生社会に向けて、医師によるモバイル屋台カフェの活動などを例に、コミュニティウェルビーイングに向けた取り組みを紹介しました。
後半のシンポジウムでは、筆者が司会をさせていただき、パネリストとして登壇された小松町長、開業医の森本益雄医師、コミュニティナースの中澤ちひろさん、民生委員でサークル活動もやっている宮川千加子さんのお話をお聞きしました。コミュニティナースの中澤さんからは「地域おせっかい会議」や、地域の人の得意なことを軸につながっていく健康コミュニティの事例(編み物、ウィンドウアートなど)の紹介がありました。民生・児童委員である宮川さんは、自宅を近所の方々の居場所として開いてみた「寄り合い所・みやがわさん」というサークル活動について話されました。どなたの取り組みも素晴らしいもので、制度内にとどまらない創意工夫をこらした地域活動の例がいきいきと語られました。
琴浦町は、筆者が住む大山町のお隣の町ですが、このように活発な住民活動が行われていることに大変刺激を受けました。今後の活動のヒントにしていきたいと思います。
(孫)