7月4日にクリクラⅡ地域医療＠日野病院の6年生2人が成果発表会を行いました。学生Tくんは4週間の実習を通して、①医学的な知識の蓄え方②メディカルスタッフとの連携③医師としての考え方・心構えについて自分の成長を語ってくれました。初めは一人で黙々と調べ考えていたTくんですが、いつしか他職種スタッフの意見を聞き、パッと文献を調べ、方針を決められるようになりましたね。聴講者からは「ぜひ、‘意見を聴ける医師’になってください」と激励コメントがありました。

Yくんは担当患者さんの死やACP（Advanced Care Plannig）についての面談を体験し、「生き方」と「死に方」をテーマに発表をしました。たくさんの書物や文献を読みあさっても、結局「死ぬ」って何だろう？と結論は出ないようでしたが、それでいいんです。聴講者からは「たくさんの患者さんに出会い、また個人的な人生経験が積まれる中で死生観は変わっていくものだ」と温かい励ましの言葉がかかりました。学生のうちに死について深く考えるって、なかなかないことですよね。

お二人とも、4週間お疲れさまでした！（紙本）