さる10月10日、チャンネルひの向けの健康啓発番組、時代劇ドラマ「谷口黄門様が行く〜ポリファーマシー編〜」の撮影を行いました。毎年、健康啓発のための短い番組を作っておりますが、今年はさらに趣向を凝らして、時代劇風のドラマ仕立てにすると地元の高齢者もさらに関心を高めてくれるのではないかという狙いのもと企画いたしました。

内容は、健康行脚の旅を続ける谷口黄門一行が日野町・根雨の町にやってくるところから話は始まります。ポリファーマシー（多剤服用）に悩まされているお爺さんとその娘を救おうと、助さん、角さん、おぎん、風車の弥八が大活躍します。最後はもちろん、黄門様による悪人の成敗です。地域医療学講座のオリジナル紋所が入った印籠も登場します！出演は、鳥取大学医学部地域医療学講座の教員がほぼ全員と、鳥取の総合診療プログラムに所属する専攻医の皆さんです。放送は、2022年春に予定しています。乞うご期待！

個人的に撮影していて一番楽しかったのが、ふだんオンラインでしか顔を合わせない講座の面々が、この時代劇をきっかけに一堂に会したこと。お互い時代劇の服装のまま「お久しぶりです」とか「はじめまして」という姿がとても可笑しかったのですが、連帯感がさらに強まったようにも感じた一日でした。

（風車の弥八を演じた孫）