大山家庭医療教育ステーションはじまりました!
今年は5月1日から令和元年となりますが、大山診療所は4月1日から新時代元年となります。
4月1日朝に大山町役場で辞令交付を受けたあと、そのまま診療所に移動して診療開始となりました。
大山は春の嵐。4月ですが、仕事終わりに診療所を出るときには車に雪が積もっていました。
大山診療所は雪深く厳しい環境にあります。しかし霊峰・大山の麓、美しい自然に囲まれた場所にあり、
昭和初期から先進的な保健活動が行われてきた歴史のある診療所でもあります。
これからはじまる家庭医療教育ステーションでは、
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち、
子どもも大人も高齢者も怪我も風邪もどんな病気やどんな訴えも断らず、
東に病気の子どもあれば行って看病して
西に疲れた家族あれば一緒に支える仕組みを考え、
南に終末期の患者がいれば、そばに行って付き添って、
北に暮らしや医療の悩みがあれば、行って地域の課題を話し合う
みんなに木偶の坊と言われるかもしれないけれど(笑)
人の心を見つめ続けながら、
最後に地域の人が幸せになる
そういうものを大山町で実践したいと思っています。(朴)