HP担当の李です。
今年度新しく地域医療学講座に加わったメンバーを紹介します。

2020年4月から地域医療学講座に着任いたしました今岡慎太郎と申します。
私は2011年に鳥取大学を卒業した後、これまで出身地の島根県松江市で血液内科医として勤務しておりました。
診療経過が長くなったり、一生かけて付き合っていく疾患が多いため、自然と一人一人の患者様と長い期間をかけて向き合うスタイルとなります。力不足であったり苦しい思いを共有することも当然ありますが、自分はこのスタイルが腑に落ちることが多かったです。一方でより幅広い視点を持つきっかけを何処かで得たほうがよいと考え、地域医療学講座に所属しました。ただ「幅広い視点を持つ」と言っても確実な見通しを今持っているわけではありません。「地域医療」や「総合診療」、「家庭医療」という言葉も、たった４文字ながらいろんな考え方・賛否を含んでいてどんどん膨らんでいる時代だと思います。知らない考え方に触れることも、今まで関わりの薄かった領域の診療に携わることも、自分にとって刺激になるでしょう。その刺激が、自分の中の蓄積と結びついて化学反応を起こす時を楽しみにしています。よろしくお願いします。