日野郡3町と鳥取大学医学部附属病院は連携協定の締結を行いました
今回の協定締結の経緯ですが、以前から日野郡の医療再編が必要性が3町と3医療機関で議論されていましたが、なかなか進みませんでした。しかし、2019.10月に厚労省から公的病院再編で日南病院が名指しされたことを契機に、鳥取県が音頭取りをして、3町と関連医療機関と地域医療学講座を交えて話し合いの場がもたれました。まずは、統廃合ありきでなく、同じ土俵に乗って議論する事、大学と連携して医学生教育込みですすめることなどが合意できました。具体的な動きはこれから議論することになりますが、2020.4月から地域医療学講座が日南病院への新規に人材派遣したり、在宅医療の教育を計画しているのは、この流れに乗ったものです。協定式で原田院長も総合診療医育成の重要性、医師の取り合いをしない(診療機能の分担、日野郡全体として医師派遣を議論する)など、コメントされました。地域医療学講座にとっても、今回の協定は、大きな追い風になるものと期待しています。(谷口)