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246月 2022

日野町「おしどり学園」で映画「うちげでいきたい」を上映しました

さる6月17日に、日野町公民館「おしどり学園」(住民向け勉強会)で映画「うちげでいきたい」上映会とミニ講演会を行いました。この映画は、在宅看取りをテーマとした38分の短編映画で、井上和興先生(大山診療所所長)や山形睦美看護師(日野病院)が医師・看護師役で出演、私、孫大輔(当講座講師)が監督を務めました。

今回の「おしどり学園」参加者は50名超で、日野病院や黒坂診療所に通っている方も多く、私だけでなく井上先生や山形看護師にも顔馴染みの高齢者が多く来場していました。

上映後は、私と山形看護師で在宅ケアや在宅看取りに関してお話をしたり、鳥取西部医師会作成のあんしん手帳(エンディングノート)について紹介して、アドバンスケアプラニング(ACP)についての啓発も行いました。

 

参加後に実施したアンケートより、感想を一部ご紹介します。

 

「改めて地域医療の素晴らしさを感じました。この力を借りて、我が家で穏やかに過ごしたいと思いました。(最期の希望をどう伝えるかは)日頃の人々とのつながりを密にしていくことが大切とつくづくと感じます」(90代女性)

 

「がんで亡くなる方は2〜3人に1人の時代ですが、まだそこまで考えてなかった…考えないようにしていた。何か突きつけられるような気がしました」(70代男性)

 

「一人暮らしの祖母宅に仕事の行き帰りに寄っています。ゆっくりできることは少ないですが「これが最後になるかも」という気持ちでいつも顔を見るだけでもと思って時間がなくても寄っています」(30代女性)

 

「おしどり学園」主催のさこ川さんからは「何十年ぶりに映画を観た、と言ってる方もおられて大盛況でした!」と言って頂けました。コロナ禍の中で映画鑑賞という楽しみの一つとしても参加して頂けて良かったと思います。

 

(孫大輔)

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