多職種連携に関する教育プログラムの開発論文がpublishされました
Cureus誌に原著論文「The Development and Evaluation of the Interprofessional Education Facilitation Program for Health Professionals Using the Attention, Relevance, Confidence, and Satisfaction (ARCS) Model of Instructional Design(インストラクショナルデザイン・ARCSモデルを用いた医療者向け多職種連携ファシリテーションプログラムの開発と評価)」が掲載されました。
Son D, Kawamura K, Utsumi M, Nakashima M, Suzuki K, Watanabe N. The Development and Evaluation of the Interprofessional Education Facilitation Program for Health Professionals Using the Attention, Relevance, Confidence, and Satisfaction (ARCS) Model of Instructional Design. Cureus 15(4): e37496
(上記リンクよりフリーで全文が読めます)
本論文の骨子は以下の通りです。
- インストラクショナルデザイン(ARCSモデル)を用いて多職種連携ファシリテーションを学ぶプログラムの開発と評価をおこなった
- プログラムの内容は、失敗事例の動画を観て学び、多職種連携ファシリテーションスキルを応用して、自組織での多職種連携を促進する課題に取り組むものであった
- 参加者の多職種連携ファシリテーション尺度(IPFS)スコアは、プログラム受講前後で4から38.1と有意に上昇しており、1年後も35.1とほぼ維持されていた
(孫大輔)
Figure 3. 参加者の受講前後と1年後のIPFSスコア