孫講師が共著の医学教育に関する論文がpublishされました
BMC Medical Education誌に孫講師が共著の原著論文「Development and assessment of a vaccine administration training course for medical students(医学生を対象としたワクチン投与トレーニングコースの開発・評価)」が掲載されました。東京大学の藤川裕恭が筆頭著者の論文です。
Fujikawa H, Son D, Mori H, et al. Development and assessment of a vaccine administration training course for medical students. BMC Med Educ 2023;23:385. https://doi.org/10.1186/s12909-023-04299-w
https://bmcmededuc.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12909-023-04299-w
(上記リンクよりフリーで全文が読めます)
本論文の骨子は以下の通りです。
- 東京大学において、医学生を対象に新たに開発したワクチン投与トレーニングコースの有効性を評価するための研究が行われた。
- このコースは、前後の質問紙や独立した医師による評価によって、学生のワクチン接種技術に対する自信と技術的能力を向上させることにつながった。
- 参加者からは、コースの教育的価値、監督とフィードバックの有効性、「ニアピア」学習、一般的な指導性などを強調する肯定的なフィードバックがあった。
表4. ワクチン接種の手順に対する信頼度、臨床実習に対するモチベーション、ワクチン接種の手順の能力に関するウィルコクソンの符号順位検定分析