地域における総合診療医と保健師の協働に関する論文(孫講師が共著)がpublishされました
Journal of General and Family Medicine誌に孫講師が共著の原著論文「What was happening in the collaboration between general practitioners and public health nurses in the community: a qualitative study.(地域における総合診療医と保健師の協働で何が起こっていたのか:質的研究)」が掲載されました。富山市まちなか総合ケアセンターの渡辺史子先生が筆頭著者の論文です。
Watanabe F, Kita K, Kobayashi N, Kuroiwa M, Shimizu Y, Sekijima A, Yamashiro S, Son D. What was happening in the collaboration between general practitioners and public health nurses in the community: a qualitative study. Journal of General and Family Medicine 24(5): 288-293, 2023.
https://doi.org/10.1002/jgf2.637
(上記リンクよりフリーで全文が読めます)
本論文の骨子は以下の通りです。
- 地域コミュニティにおける総合診療医と保健師の間の協働で何が起きていたかを質的分析で探った
- 研究結果から、医師と保健師の協力が地域コミュニティでの彼らの役割を強化し、地域住民との信頼と連帯感を促進することが示された
- また、この協働が住民を積極的に変え、専門職と住民が非公式につながる「たまり場」をサポートすることが示唆された
(グラフィカル抄録)