第14回中四国地域医療フォーラムを開催しました
令和6年2月10日(土)に第14回中四国地域医療フォーラムを当講座および鳥取県と鳥取県地域医療センターの共同で開催しました。毎年中四国の9県の関係者が集い、地域医療教育・地域枠学生の教育について意見交換を行うものです。
午前は77名(大学38、行政22、学生17)が参加し、各県より「”推し”の地域医療教育を語ろう」という内容でプレゼンがあり、その後、「地域医療教育のエッセンス」についてワールドカフェ形式でディスカッションを行いました。午後はさらに31名の学生が参加し「キャリア講演会」が行われました。地域枠卒業の医師2名がキャリアに関する講演を行い、盛況のうちに終了しました。
ワールドカフェ(地域医療教育のエッセンス)で出た意見を一部紹介いたします。
・「肌で感じる教育」(地域に出て魅力を「感じる」教育)
・「地域住民の目線を学ぶ」(患者・住民の生活背景を知る)
・「人間性の教育」(ロールモデルの背中を見て学ぶ教育)
・「教育のフォーメーション」(単発で終わらせない教育)
・「遊び」(楽しかった成功体験)
・「地域への愛着」(地域を好きになる教育)
・「責任感と自覚」
・「ネットワーク」(学生同士、地域枠のコミュニティ、行政・大学・教員との交流)
・「コミュニケーション」(面談、飲みニケーション)
・「居心地の良い場所づくり」
・「地域医療マインド」
来年度は徳島大学主催で開催されます。
今回は多くの方のご協力をいただき誠にありがとうございました。