ゆるい読書会を開催しました
2月18日に「ゆるい読書会」を開催し、13名の学生とともに語り合いました。課題本は辺見庸さんの「月」という小説。相模原障害者施設殺傷事件をモチーフにした小説で、非常に難しいテーマでした。
学生さんから出た意見は
「「こころ」って何だろう」
「障害者の定義って何だろう」
「他人事じゃないなと思った」
「社会に不必要な人間って判断されているけど、それは拒絶したい」
「タイトルの「月」の意味は何だろう」
「自分の意見に固執しすぎるのは危険と感じた」
などたくさんの問いや疑問が生まれたようです。
これをきっかけに障害者の問題、いのちの問題、社会的な事件と医療との関わりなどについて関心をもってくれればと感じます。参加してくれた学生さんに感謝します。
(孫)