地域枠イベント「映画・ドラマから学ぶ地域医療」を開催しました(7月15日)
7月15日、地域枠学生とともに「映画・ドラマから学ぶ地域医療」という企画を実施しました。今回は総合診療医を題材としたドラマ『19番目のカルテ』第1回を鑑賞し、登場人物や物語を通じて感じたことを共有しました。
ドラマでは、新米医師・滝野みずき(小芝風花)が、経験豊かな総合診療医・徳重晃(松本潤)のもとで成長していく姿が描かれます。今回のエピソードでは、全身の痛みに苦しむ黒岩百々(仲里依紗)をはじめとする患者と向き合うなかで、病気の診断にとどまらず、患者の背景や人生をどう受けとめるかが問われていました。
鑑賞後の学生たちとの対話では、「総合診療医が患者をまるごと受けとめる姿勢に共感した」「診断だけでなく生活や心に目を向けることの大切さを実感した」といった感想が出され、議論は大いに盛り上がりました。
地域で医療を学ぶ学生たちが、ドラマという物語を入り口に、医師の役割や患者との関わり方について考える機会を持てたことは、とても有意義だったと感じています。今後もこのシリーズを通じて、映像作品から地域医療の本質を学ぶ場を続けていきたいと思います。
(孫)