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1410月 2025

学生サークル「とりたまPrimaryCare」の勉強会がスタート(8月7日)

この夏、鳥取大学医学部で新たに学生サークル「とりたまPrimaryCare」が発足しました。総合診療や家庭医療を学生主体で学んでいこうという趣旨で立ち上げられたサークルで、早速8月7日に第1回勉強会が開催されました。

第1回のテーマはドラマ『19番目のカルテ』。第1話を取り上げ、線維筋痛症で苦しむ黒岩百々(仲里依紗)と向き合う総合診療医・徳重晃(松本潤)の診療を題材に、学生たちが感想をシェアしながら学び合いました。疾患そのものの難しさに加え、生物・心理・社会の要因を統合的に考えるBPSモデルを使って患者の背景を整理し、どのように寄り添うことができるかを話し合ったのが印象的でした。

学生からは「症状だけでなく患者の思いに耳を傾ける姿勢が心に残った」「BPSモデルを使うと患者さんの苦しみを多角的に理解できる」といった声があがり、まさに学生主体の学びの場が形になった実感を共有できました。今後も症例検討や現場見学、他大学との交流などを企画しながら、地域や家庭医療の魅力を深めていく予定です。

(孫)

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