『DOCトリ!』8月号にて当講座の取り組みを紹介していただきました(2025年8月)
2025年8月発刊の『DOCトリ!』第13号にて、鳥取大学医学部地域医療学講座の地域医療教育について特集していただきました。『DOCトリ!』は、鳥取県地域医療支援センターが発行する広報誌で、県内の医療や医師のキャリア形成に関する情報を発信し、全国の医学生や研修医、高校生にも鳥取の地域医療の魅力を伝えている冊子です(https://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/t-chiikicen/3020/24916.html)。
今回の特集では、講座開設15年を記念し、これまで積み重ねてきた教育カリキュラムや地域枠学生へのサポートの取り組みが紹介されています。日野病院や大山診療所を拠点とした臨床実習、文化人類学のエスノグラフィーを取り入れた地域医療体験実習、国内外でのフィールドワークやインドネシア研修など、現場に根ざした学びを通じて「病気ではなく人を診る」姿勢を育む教育が取り上げられています。また、地域枠学生のキャリア形成支援や、7つのコンピテンシーを軸にした課外教育カリキュラムについても詳しく解説されています。
地域医療を「学問」として立ち上げ、試行錯誤しながらカリキュラムを築き上げてきた歩みを振り返るとともに、未来へ向けて新しい世代が育っていく姿を改めて感じることができました。こうした形で私たちの活動を広く発信していただけたことに、心から感謝しています。
(孫)



