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2710月 2025

だいせん春夏秋冬セミナー夏のフィールドワーク・合宿を行いました!(7月12-13日)

2025年7月12〜13日に、だいせん春夏秋冬セミナーで、夏のフィールドワーク・合宿を実施しました。

鳥大医学科・保健学科、YMCA米子医療福祉専門学校の学生たち総勢23名が、山側の大山グループと、海側の下中山グループに別れ、フィールドワークと住民インタビューをしながら、地域診断に取り組みました。

 

<山側:大山グループの活動>

まず、地域自主組織「まちづくり大山」の代表者様から、大山地区の全体像や医療状況についてご説明をいただきました。その後、大山診療所へ移動し、井上診療所長とディスカッションを行いました。診療所のあり方、住民との関係性、そして今後の展望などについて深く議論することができました。

終了後、各グループに分かれて地区視診を開始しました。学生たちはメモを取り、写真を撮影するなどして熱心に記録を残しました。また、地域の方々の暮らしを学ぶため、通りがかりの住民さんには許可を得て街頭インタビューを実施しました。

二日目も引き続き地区視診と住民の方々への街頭インタビューを行いました。昨日得た知見を活かし、より詳細な地域の実情を探索しました。

 

<海側:下中山グループの活動>

一日目は下中山地区の栄田・下甲集落などを散策しました。地域のおばあさんにも公民館に来てもらい、普段の暮らしぶりについて話を伺ったりしました。地区視診では農家の暮らしぶりや酪農農家・牛舎などを見学。残念ながら人がほとんど歩いておらず、人口減少やそれによる地域の影響をひしひしと感じました。

二日目は内蔵集落のサロンにお邪魔して、地域の高齢者の方々と交流しました。また地域自主組織の活動拠点である「楽し舍(たのしや)」に住民さんたちに来てもらい、いろんなお話を伺うことができました。

 

一日目の夜は大山町の「友好館」にて懇親会も行い、皆で交流を深めました。

二日間の活動終了後、4グループのまとめを口頭発表で全体共有し、大山町全体としての特色や、大山地区と下中山地区による違いなどを共有しました。

これらの活動を通して、他学科同士の相互理解が深まるとともに、地域を診ることの重要性を感じる貴重なきっかけになったと考えています。貴重な機会をくださった大山地区の住民の皆様、この場を借りて改めて感謝申し上げます。

今後も1年をかけて、大山地区について深く学んでいく予定です。

(中井・孫)

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