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1610月 2020

コロナ禍における我が家の変化

鳥取大学地域医療学講座発信のブログです。
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2020年3月の緊急事態宣言から、我が家はいくつもの変化がありました。

まず小学校の休校に伴い、突然長い春休みに入りました。小学生の娘達は、6年生のお別れ会も卒業式にも参列出来ず、異動になった担任の先生や転校していく友人と別れを惜しむ間もなく3学期が終わり、次の学年に進級しました。

2020年9月現在、未だに小学校の行事はほぼ行われていません。長女の修学旅行も延期続きでどうなることやら……。

我が家の小学生だけではなく、日本中の小中高生たちが、楽しみだった行事や計画が中止になってがっくりと肩を落としたことでしょう。

 

コロナが流行するまでは想像もしていなかったこと

……楽しみだった計画といえば!

我が家には2020年夏 一大イベントが予定されていました!

『東京オリンピック2020』です。

思い起こせば7年前。滝川クリステルの“お・も・て・な・し”で五輪招致が決まり、リオデジャネイロ五輪閉会式で、スーパーマリオに扮した安陪首相のデモンストレーションにテレビの前でテンション上がったあの日……。ダメもとで申し込んだ東京オリンピックチケット当選通知に子供たちと小躍りをした1年前。東京でオリンピックが見られる!一生に一度のチャンスかもしれない!と宿泊予約争奪戦にも勝ち、あとは車で東京を目指すだけ!……だったのに。

ここへ来てコロナショーック!!

2020年の7月は開会式があったはずの海の日も山の日もステイホーム……なんだこりゃ。次女は、ステイホームあたりから極度に怖がりになり一時期留守番ができなくなったり、長女はストレスで怒りの沸点が低くなったり、私は未だにマスクが売っているとつい条件反射で手に取ってしまうことがありますが……。

 

コロナ禍がもたらしたポジティブな変化

でもでも!ネガティブなことばかりではありません。

・(ステイホームで暇になり)手縫いマスク製作に没頭ミシンを買う

・(最新情報を入手するため)Twitterを始める

 

長女(小6)

・(ステイホーム中の留守番生活で)特に玉子焼きが上手になる⇒わたしと夫のお弁当生活開始

・味噌汁を作り、土鍋で炊飯出来るようになる

・ほぼ家事全般任せられるようになった

 

次女(小2)

・(ステイホームで暇になり)逆上がりと縄跳びが上達した

・(ステイホーム中の留守番生活で)米研ぎとコーヒーを淹れられるようになった

・タブレットを使っておばあちゃんとコミュニケーションを取れるようになった

 

・(ステイホーム中の仕事減で)5月の連休は初めて家族と過ごした

・(コロナ禍で)初めてWeb配信ライブを体験

・(免疫力低下防止で)ノンアルコールビールも飲むようになり酒量が減った

 

県外のおばあちゃん(80)

・スマホデビューを果たし、孫とLINEやテレビ電話が出来るようになった

 

コロナ禍で得たこと、そして今しか出来ないことを

楽しみにしていた行事はすべてぜーんぶ吹き飛んだけど、当たり前の日常のありがたさに改めて気づかされたり、コロナ禍の後押しで、停滞していたことが動き出したり、家事スキルが上がったりしていたなあと思います。

これから冬にかけて、コロナに加えインフルエンザの感染予防対策にも気を引き締めていかなければいけませんが、新しい生活様式の中で、今出来ること、もしかしたら今しか出来ないことを前向きにとらえて生活していきたいなあと思っています。

来年の今頃は、マスクを外して仲間とビール片手に居酒屋で懐かしく思い返したいものです。

 

Author: 永富 純子


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