鳥取大学医学附属病院の総合診療外来（General Practice）を再開しました！

2019年４月１日より大学病院において総合診療外来を再開しました。
日野町、大山町、江府町をはじめとする西部自治体の「総合診療医を育成してほしい」という強い要請、
プログラム基幹施設である大学病院に総合診療の診療科を作る意義などが、この外来復活の背景にあります。）
総合診療外来は、地域医療学講座が担当し、毎日（土日祝日、年末年始除く）診療を行います。総合診療は、
全人的で包括的な医療を提供する専門分野です。総合診療外来では、年齢、性別、そして臓器専門を問わず、
どのような患者さんにも対応いたします。とくに、

・診断に難渋している症例
・どの診療科に紹介すればよいのか迷う症例
・臓器の枠にとらわれない診療を必要とする症例
・家族関係や社会的要素など複雑な背景が推測される症例

などに対応したいと考えています。必要に応じて大学病院の専門各科、地域の医療機関、介護・福祉・保健サービス
などと連携しながら一人一人のニーズに応じた基本的な医療を提供するつもりです。
外来を再開したばかりですが、他院からの紹介を含め、徐々に受け入れ患者数を増やしていければと考えています。
地域の皆さんからのご支援をお願いできればと存じます。（谷口）