高校生を対象にしたワークショップを開催しました
2024年12月7日に高校生対象のワークショップを開催しました。
デザイン×地域医療というテーマで行った本ワークショップは、山陰出身のデザイナーと当講座のメンバーで1年以上かけて企画したものです。
山陰両県の高校から14名の生徒さんに参加いただき、グループに分かれて地域住民さんへのインタビューやそのインタビューから得られた課題に対してデザインを通して課題解決してみる取り組みを行いました。
現役デザイナーのレクチャーでは、デザインとは気遣いであり、すべての物事と関わっているのがデザインというフレーズとともに、5W1Hをもとに観察し思索することが必要だと学びました。
小生からも地域医療を表す写真や絵を見ながら、自分の経験をお話させていただきました。また高齢者施設を訪問し、入居者さんに直接お話をお伺いしながら、地域医療の課題が何なのかを生徒さんに考えてもらいました。
初めて会うメンバーも多い中で、各々のグループで地域医療の課題を解決するためのポスターを短時間で作成し発表してもらいました。発表を聞きながら高校生のポテンシャルの高さや柔軟な発想に改めて驚かされた次第です。
参加した高校生からも、
・実際に地域の施設を訪問することで、想像していたことと全く違ったり、リアルな意見を知ることが出来て良かったです。
・普段関わらない他校の人や地域の施設の人と関わりながら地域医療やデザインのことについて考えられて、「こういうことが出来るんだ」など、視野を広げて活動ができてとても楽しかったです。
といった感想が寄せられました。
当講座で高校生を対象とした活動は今までになく、新たなチャレンジでしたが、参加した高校生や企画したスタッフともに満足の行く内容になり、良かったなぁと感じております。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後もこうした企画を続けていきたいと思います。
(李)