孫准教授が第72回日本病跡学会シンポジウムに登壇しました(4月19日)
2025年4月19日、東京藝術大学にて開催された第72回日本病跡学会総会のシンポジウム「健康生成的な対話について考える」に登壇しました。シンポジウムでは、座長を精神科医の斎藤環先生と佐藤晋爾先生が務め、登壇者として劇作家の平田オリザさん、文学研究者の横道誠さんも参加されました。私は「臨床と地域における対話の実践と健康生成」と題し、臨床における対話の原則や、その背景にあるバフチンの「ポリフォニー(多声性)」、レヴィナスの「応答責任」などについて講演しました。ディスカッションでは、対話的実践を医療のみならず社会のさまざまな場に広げ、健康生成的(サルートジェニック)な営みとして展開していくための課題や可能性について、活発な意見交換が行われました。(孫)