モバイル屋台づくりワークショップ@大山町を開催しました(6月29日)
6月29日、大山町の「なわほ(旧名和保育所)」にてモバイル屋台づくりワークショップを開催しました。当日は子どもからシニアの方まで20名以上が集まり、笑い声と木の香りに包まれながら、みんなで協力して3台のニューモデル屋台を制作しました。完成した屋台は、米子(ふらっと)、日野町(コミュニティドクター)、大山町(おせっかい人)でそれぞれ活用されていく予定です。
今回のデザインと制作プロセスの統括を担ってくださったのは、Team TENTの小堀祥仁さん。私(孫)が、2016年の谷根千でのモバイル屋台活動以来となる本格的なコラボレーションで、再びご一緒できたことに大きな感慨を覚えました。また、技術面でサポートしてくださった「地域自主組織なわのわ」の井上さんにも心から感謝いたします。
さらに今回の屋台づくりは、科研費プロジェクトの研究活動の一環でもあります。精神科医・美術評論家の三脇康生先生が研究代表者を務める「屋台・社会的処方によるSEA(ソーシャリーエンゲージドアート)変革」のプロジェクトです。遠方から駆けつけてくださった甲南大学の服部正先生、滋賀県立大学の牧野耕次先生にも厚く御礼申し上げます。地域の人々が一緒になって作り上げた屋台が、これからのコミュニティにどのような風景をもたらしていくのか、とても楽しみです。
◯科研プロジェクト「『非』社会の時代のソーシャリーエンゲージドアートを社会的処方で変革する手法の研究」https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-24K03593/
(孫)