第2回ひの合同セミナーを開催しました
昨年に引き続き、ひの合同セミナーをT-HOC(在宅医療推進のための看護師育成支援事業)を9月25日に共催させていただきました。毎年日野町で行っているセミナーで、在宅医療を学ぶ看護師さんに講義や事例についてのディスカッションなどを行っています。
本年は感染の状況などを考えて、オンラインでの開催となりました。大学病院をはじめ地域の病院で働く看護師さんや当講座の医師が参加しました。
午前はパネルディスカッションとして、「地域とのかかわりーそれぞれの立場から」のテーマで、米子市内で在宅医療を展開していらっしゃる在宅ケアクリニック米子の佐々木修治様、日野病院の地域連携室で働いている医療ソーシャルワーカーの山口浩一様、行政の立場から日野町健康福祉課の住田秀樹様に御講演いただき、その後参加者からの質問にお答えいただきました。
仕事で大事にしていることは?コロナ禍で変化したことは?などの質問が寄せられました。
午後からは小グループに分かれて、架空の患者さんの事例を通して患者さんやその家族さんの希望をかなえていくために各々の職種が何ができるのか、ということについて話し合ってもらいました。初めて会うメンバーばかりでしたが、時間が足りなくなるような盛り上がりぶりでした。
初めてのオンライン開催ということもあり、対面で行う従来のセミナーと違ったデメリットもそしてメリットもあったかと思います。当講座ha平時から在宅医療をしているメンバーばかりではないですが、引き続き多職種との連携をとりながら、患者さん中心の医療の実践を続けていきたいと思います(李)