「コロナ禍におけるオンライン地域医療実習の工夫と成果」で学長表彰をいただきました
鳥取大学医学部地域医療学講座は日野病院(鳥取大学地域医療総合教育研修センター)ならびに大山診療所(鳥取大学家庭医療教育ステーション)で臨床実習を行っていますが、コロナ禍で多くの学生医が自宅待機となりました。
そこで、毎日模擬患者に対する問診から診療録記載までをしてもらうことを主体とした「オンライン臨床実習」をいち早く実施してまいりました。このことが鳥取大学での重要な功績として評価いただき、令和3年1月4日、中島学長から表彰状が授与されました(筆者は集合写真前列左から2番目)。
今回のコロナ禍で現場に出られなくなった学生医にどのような実習機会を提供するとよいか、臨床教育の根幹を丁寧に議論したうえで実践してきた私たちの取り組みを評価いただいたものと信じています。また、本実習では、毎回学生医と振り返りを行っています。今回の受賞は、教育環境の激変で不安を感じながら受講している学生医の皆さんからのフィードバックに基づき、本実習が育てられた賜物と考えております(浜田)
(参考)
鳥取大学「仕事始め式及び学長表彰授与式を行いました」
https://www.tottori-u.ac.jp/item/18197.htm
井上和興ほか: パンデミック下でのオンライン実習
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mededjapan/51/3/51_298/_article/-char/ja/