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142月 2021

いのちの授業・救命処置

2月8日、“いのちの授業”の一環として、日野中学校2年生の皆さんに救命処置についてお話しました。

まず、校外マラソン中に目の前で同級生が倒れたら…という設定で、3択クイズを織り交ぜつつ、基本となる“周囲の安全確認→反応の確認→助けを求める(周囲の人、119番、AED)→呼吸の確認→胸骨圧迫”の流れについてお話しました。

次に、3-4人のグループ毎に胸骨圧迫の練習を行いました。テレビなどで胸骨圧迫を見たことはあるけれども、やったことがないという生徒さんが大半でしたが、リズムよく力強く胸骨圧迫を行っていました。交代の練習や、時間の都合上、全員ではありませんが1分間胸骨圧迫をし続けるといった体験も行いました。

その後は講習用のAEDを各グループに配布し、AEDの指示を聴きながらショックまでの流れを体験してもらいました。スタッフ2名が各グループをまわって適宜フィードバックをしつつ、時間が許す限り胸骨圧迫とAEDをグループで練習してもらい、最後に簡単なまとめをして終了しました。

45分という限られた時間での講習であり、ポイントを絞ってのお話にならざるを得ませんでしたが、生徒さんからいただいた感想や質問からは、救命処置をより身近なこととして捉えてくださったように思いました。

私個人としては、最新ガイドラインの確認や日本全国AEDマップの認知、プレホスピタルケアの普及活動を考える貴重な機会をいただきました。ありがとうございました。(山本)

 

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