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113月 2024

インドネシア研修 Part② 3月4日(月)実習がスタートしました!

インドネシア滞在3日目です。本日からスマランでの実習が始まりました。

午前は3人の先生方のレクチャーを受け、午後は旧市街を散策し、夜はディポネゴロ大学(UNDIP)の先生方と夕食でした。

午前中のレクチャーでは、本学の谷口教授より「日本におけるプライマリ・ケアと医学教育の課題」について、ディポネゴロ大学の Kristina教授より「ディポネゴロ大学の医学教育について」、Dia 先生より「インドネシアのプライマリ・ケア」について、ご講話いただきました。ディスカッションの時間では、インドネシア学生や日本人学生から先生方へ質問がなされ、有意義な時間となりました。

インドネシアの医療現場・医学教育に関して、驚いた点をあげたいと思います。

ディポネゴロ大学では日本の3年後期にあたる時期に、IPE (inter-professional Education)

という実習があります。この実習では小さな班に分かれて、妊婦がいる家庭に入って、健康問題の特定や解決策の提示を行います。班のメンバーは様々な学科で構成されているようです。医学、看護学、栄養学に加え、今年より薬学と歯学を学ぶ学生が加わり合計5領域を学ぶ学生がともに実習するそうです。学生の頃から様々な職種で連携して課題に取り組むことで視野が広がると感じました。

午後は旧市街地を訪れました。オランダ統治時代のコロニアル建築の街並みが残っており、スマランのにぎやか・雑多な雰囲気とはまた違った良さを感じることができました。

本学の実習では地域医療実習で高齢者を診ることや高齢者の自宅を訪問する機会が多いですが、インドネシアではプライマリ・ケアにおいて母子対象の検診サービスがあることや、実習先が妊婦のいる家庭であるなど、日本と違って若い世代の多いインドネシアらしさを感じました。明日からは、実際にヘルスケアを担う施設を訪問します。インドネシアと日本、インドネシアの都市部と田舎、様々な違いを感じ取っていきたいです!(医学科4年廣田歩実)

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