医療機関の見学は今日が最後になります。
今日はケンブリッジから電車にのって移動し、ラフバラーという街にあるmedical practice(診療所)の見学に行ってきました。
GP(家庭医)の診察についたり、訪問診療に同行したり、ナースの糖尿病指導や処置、さらにはINRチェックをするヘルスケア
アシスタントの見学を行いました。

日本では医師のみが行うような処方や薬剤調整を、英国の診療所ではナースやヘルスケアアシスタントが行っている様子は驚き
でしたし、NHS(national health service)が用いている電子カルテがエビデンスに基づいて医師に警告を出したりしているの
も非常に興味深かったです。例えば、腎機能障害がある患者の血圧が高くなっているのにACEI/ARBが導入されていないケースが
あると、popが出て、考慮するように警告が出てきたりします。どこまでもエビデンスに基づく医療を実践しようとするお国柄が
伝わってきました。

明日はケンブリッジ大学の授業に参加する予定です。
英語漬けでやや疲れの色も見えていますが、残りの滞在を楽しんでいきたいと思います。(李)