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教授 谷口 晋一

教授 谷口 晋一

教授 谷口 晋一 (たにぐち しんいち)

Professor / Shin-ichi Taniguchi

職場歴

1985年 鳥取大学医学部卒業、同年、第一内科(現、病態情報内科学)へ入局、内分泌代謝分野を専攻
1994年〜1996年 N I H(米国国立衛生研究所)留学
2005年〜現在 地域フィールド調査「鳥取-江府study」開始、江尾診療所での生活指導介入スタート
2010年3月〜現在 鳥取大学医学部病態情報内科学准教授
2010年10月~現在 鳥取大学医学部地域医療学講座教授

地域医療学/総合診療の中で専門分野/興味のある分野

地域医療学をひとつの学問分野として確立すること
従来の専門分野は、糖尿病などの生活習慣病
近代医学の哲学的背景と各国の医療制度比較に関心がある

総合診療医を目指す皆さんへ

内分泌・糖尿病分野から総合診療分野に移っておどろいたのは、糖尿病診療のときの疑問「患者さんが治療に前向きになれないのはなぜか?」「予防が大事だけど医師は治療だけ?」「チーム医療は大事、だけどうまくいかない?」が、すでに深く論じられていたことです。
総合診療の基盤となる家庭医療学では、「患者中心の医療」「Bio-Psycho-Social model」などで、患者と医師が協力して決断するshared decision makingが整理されています。
これは、医療のさまざまな局面の決断を行う際、規範となるフレームワークです。
私は、家庭医療の世界を知ったことで、より高い視点から「自分の診療」を俯瞰できるようになりました。
そして、教室の仲間とのデイスカッションの中で、自分自身のものの見方がとても柔軟になったと感じています。
総合診療は、医療の一分野ですが、医療人としての自らを省察させるものです。総合診療に不可欠な、この省察と対話が、私の人生を豊かにしてくれました。
総合診療をめざすみなさん、一緒に患者さんを診て、どんどん議論しましょう。待っています。

地域の皆さんへ

日本は医療において恵まれた国です。どんな療機機関でも自由に受診できるフリーアクセスがあり、国民皆保険制度で自己負担は限られています。
どこでも自由に医療を受けられる理想的な国。しかし、少子高齢化はこの日本の医療を見直すように迫っています。
なぜなら、高齢者の医療介護にはたいへんなコストがかかり、高齢者特有の問題が生じているからです。
それは、認知症や虚弱(フレイル)、一人が多くの病気をかかえていること、薬が多重になること(ポリファーマシー)など。
これらの解決のカギとなるのが総合診療医です。総合診療医は、疾患や臓器でなく、その人個人の生活全体をみます。その人の家族や仕事、そして人生を見て、ともに大切な決断をおこないます。
私たちは有能な総合診療医を育て、地域に根付いてもらうことで、より良い鳥取の地域医療を目指しています。

趣味

アウトドア
読書

好きな人

南方熊楠
アーネスト・シャクルトン
西原理恵子

座右の銘

静かなる情熱
地上の星(中島みゆき)
シャクルトンの南極探検乗組員募集の新聞広告(1914年ロンドンタイムズ)
MEN WANTED for Hazardous Journey.
Small wages, bitter cold, long months of completedarkness, constant danger, safe return doubtful.
Honor and recognition in case of success.
Ernest Shackleton
—「求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。成功の暁には名誉と賞賛を得る。」
アーネスト・シャクルトン

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