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2610月 2023

孫講師が共著のSDHと看護ケアに関する原著論文がpublishされました

Journal of General and Family Medicine誌に孫講師が共著の原著論文「The impact of patients’ social backgrounds assessment on nursing care: Qualitative research(患者の社会的背景の評価が看護ケアに与える影響: 質的研究)」が掲載されました。東京大学の水本潤希先生が筆頭著者の論文です。

 

Mizumoto J, Son D, Izumiya M, Horita S, Eto M. The impact of patients’ social backgrounds assessment on nursing care: qualitative research. Journal of General and Family Medicine, 2023.

https://doi.org/10.1002/jgf2.650

 

 

本論文の骨子は以下の通りです。

  • 日本のコミュニティベースの小規模病院で実施された質的研究を基に、看護師が社会的決定要因(SDH)を日常の看護ケアにどのように統合しているかを探求した
  • 16人の看護師が参加し、彼らの学習と実践の価値の認識、機関のサポート、協力的なチームワークがSDH評価プログラムの採用を促進し、看護ケアの質を向上させたことが明らかになった
  • チームベースの学習、振り返り、サポートを通じて、看護師はSDH評価プログラムを日常の看護実践に統合し、看護師がより全人的なケアを提供し、彼らの専門職のアイデンティティを再定義する力を持つ可能性があることが示唆された

 

 

図1. 入院患者の健康の社会的決定要因(SDH)評価シート

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